WiMAXを利用するうえで重要なのが『どのモバイルルーター』を使うか?

ルーター選びは価格だけでなく、速度、繋がりやすさ、利用のしやすさなど色々影響してきます。

そこでここでは規格から読み解いた特徴と、

実際に計測した結果をもとに、おすすめの最新ルーターをご紹介します!

目次

最新のWiMAXルーターは2系統ある!

WiMAX2+のサービスが開始されたころは、

HWDシリーズやNADシリーズと呼ばれるモバイルルーターがメインでしたが、

WiMAX2+が最高速220Mbpsにアップしてからは、【Speed Wi-Fi NEXT】シリーズ1つに移行しています。

HWDシリーズやNADシリーズはもはや提供しているプロバイダもほぼ無く、

220Mbpsに対応していませんので、

【Speed Wi-Fi NEXT】シリーズから選ぶのが良いです。

 

【Speed Wi-Fi NEXT】シリーズは2系統存在し、

【Wタイプ】と【WXタイプ】に分かれます。

両者ともに初期版がW01とWX01、最新ルーターがW02とWX02になっています。

機種名Speed Wi-Fi NEXT WX02Speed Wi-Fi NEXT WX03Speed Wi-Fi NEXT W02Speed Wi-Fi NEXT W03Speed Wi-Fi NEXT W04
Speed Wi-Fi NEXT WX02の写真Speed Wi-Fi NEXT WX03の写真Speed Wi-Fi NEXT W02の写真
Speed Wi-Fi NEXT W03の写真2peed Wi-Fi NEXT W04の写真
通信速度モード・220Mbps(WiMAX2+)
・13.3Mbps(WiMAX)
・220~440Mbps(WiMAX2+)
・220Mbps(WiMAX2+)
・75Mbps(au 4G LTE)
・220Mbps(WiMAX2+)
・225Mbps(au 4G LTE)
・370Mbps(WiMAX2++au 4G LTE)
・220~440Mbps(WiMAX2+)
・75Mbps(au 4G LTE)
速さに影響する特徴・4×4MIMO
・WiMAXハイパワー
・5GHz対応
・4×4MIMO
・WiMAXハイパワー
・5GHz対応
・2波キャリアアグリケーション
・2×2MIMO
・5GHz対応
・2波キャリアアグリケーション
・2×2MIMO
・5GHz対応
・3波キャリアアグリケーション
・2×2MIMO
・5GHz対応
・2波キャリアアグリケーション
駆動時間【連続通信】
WiMAX 2+:約9時間
WiMAX 2+(110M):約10.5時間
WiMAX:約12時間
【待受時間】
最大650時間
【連続通信】
WiMAX 2+:約7.3~12.3時間
【待受時間】
最大1100時間
【連続通信】
WiMAX2+:約6.5~8.5時間
LTE:約7.5時間
【待受時間】
最大760時間
【連続通信】
WiMAX2+:約10時間
LTE:約7.5時間
【待受時間】
最大1,040時間
【連続通信】
WiMAX 2+:約6.5~10.5時間
【待受時間】
最大850時間
質量約95g約110g約119g約127g約140g
Wi-Fi規格IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、
11n/g/b(2.4GHz帯)
IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、
11n/g/b(2.4GHz帯)
IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、
11n/g/b(2.4GHz帯)
IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、
11n/g/b(2.4GHz帯)
IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、
11n/g/b(2.4GHz帯)

 

【Wタイプ】はファーウェイジャパン株式会社が、

【WXタイプ】はNECプラットフォームズ株式会社の製品です。

この2つの他に設置型タイプのルーター【URoad-Home2+】も存在しますが、

こちらはフレッツ光など固定回線のように、

家に設置して使うタイプなので大型で持ち運びはできません。

また220Mbpsにも対応していませんので、あまり選ぶメリットはないでしょう。

規格を読み解いて比較してみよう!

規格表を見ても中々専門的な部分もあり、またどう比較すれば良いのか難しいかもしれません。

そこで、比較するポイントとスペック上では【Wタイプ】と【WXタイプ】どちらが良いのかまとめました!

【Wタイプ】と【WXタイプ】の大きな違いは通信規格

【WXタイプ】はWiMAX2+とWiMAX通信に対応し、

【Wタイプ】はWiMAX2+とau 4G/LTE通信に対応しているのが一番の違いです。

両者は電波の状況を見て自動で切り替わります。

この違いは【通信エリアの広さ】【繋がりやすさ】【速度安定性】に影響し、【Wタイプ】のほうが優れているといえます。

au 4G/LTE通信はスマホにも使われている規格であり、

WiMAXのエリアよりも広いため、対応している【Wタイプ】のほうが通信エリアは有利です。

 

繋がりやすさの面では、
WiMAX2+とau 4G/LTE通信では異なる周波数帯のため特性が違い、

繋がるエリアも違ってきます。

特にWiMAX2+が苦手とする高速移動中や窓が無い建物内などでも、

au 4G/LTE通信でカバーすることが可能です。

対してWiMAXは基本性質はWiMAX2+と同じですし、

その繋がりやすさを改良したのがWiMAX2+ですので、

WiMAX2+より繋がりやすいということは少ないです。

Wi-Fiの特性は周波数が重要!

WiMAXなどWi-Fiの繋がりやすさや速さは、周波数の特徴によって影響します。

周波数0.8GHz2.4GHz5GHz
対応規格au 4G/LTEWiMAX2+
WiMAX
WiMAX2+
電波干渉受けやすい少し受けやすい受けにくい
情報量少ない多めさらに多い
障害物
(建物、壁など)
強い弱いかなり弱い
通信距離長い短いさらに短い

 

電波は周波数が低いほど、建物内、地下など色々な場所で通信しやすいですが、
代わりに周りの基地局や同じ利用者による電波干渉を受けやすいです。
逆に周波数が高いと速度も速く、周りの影響を受けにくいですが、建物内などでは通信し難くなります。
通信規格は一長一短ということです。

 

また速度安定性の面でもau 4G/LTE通信は最高75Mbpsに対し、

WiMAXは13.3Mbpsなので平均的に速度が速い【Wタイプ】のほうが安定性が優れています。

 

ただし一つ難点が【Wタイプ】でau 4G/LTE通信を利用するには、

オプション料金として+1,005円/月かかります。

対して【WXタイプ】でWiMAX規格の利用にはお金はかかりません。

WiMAX2+の性能は【WXタイプ】が上

WiMAX2+自体の通信速度や安定性に影響するのが、MIMOとIEEE対応です。

スペックから判断するとWiMAX2+利用では【WXタイプ】が優れているといえます。

 

無線通信で重要なのがIEEEと呼ばれるWi-Fi規格です。

同じ2.4GHz、5GHzでも規格に違いがあるんですね。

ルーターが最新IEEE規格に対応しているほど最大通信速度が速い可能性が高いです。

規格最大対応通信速度使用周波数
IEEE802.11b11Mbps2.4GHz
IEEE802.11g54Mbps2.4GHz
IEEE802.11a54Mbps2.4/5GHz
IEEE802.11n450Mbps2.4/5GHz
IEEE802.11ac6,900Mbps5GHz

 

ただし、【Wタイプ】と【WXタイプ】ともに対応に違いが無いので、

IEEE対応による速度や安定性の違いはありません。

ですがMIMOの対応が違ってきます。

 

MIMOとはアンテナを並列して送受信を行う記述のことで、

並列数が多いほど、通信速度が出やすくかつ安定して速度が出やすい特長があります。

【Wタイプ】は2本並列に対し、【WXタイプ】は4本ですので、【WXタイプ】が上です。

 

01と02の違いは駆動時間の長さ

旧タイプである【W01/WX01】と最新ルーターの【W02/WX02】は、

規格表上は通信に関係する性能に違いはありません。

見た目以外の大きな違いは【Wタイプ】と【WXタイプ】両者ともに、

最新ルーターのほうが駆動時間が長くなっています。

持ち運びが多くなるWiMAXでは駆動時間は重要。最新ルーターのほうが使いやすいといえます。

 

ただし旧式のルーターは、プロバイダのキャッシュバックが最新ルーターより良いケースがほとんどです。

料金を安くするなら旧式ルーターです。

持ち運び安さはさほど変わらない

モバイルルーターでは持ち運びやすさも重要ですね。

ただこちらに関してもさほど違いがないと言えるでしょう。

【WXタイプ】のほうが、薄くて軽いのですがそれでも微差。

ポケットやバッグに入れるなら、【Wタイプ】でも不自由はありません。

実際にどのルーターが良いのか!?計測比較してみた!

中々スペック通りにいかないのインターネットの速度や繋がりやすさです。

結局のところ使ってみないとわからないのですが、

今回WiMAX2+の人気ルーターを実際利用して、速度や安定性、繋がりやすさを検証してみました!

WiMAX2+のルーター選びの参考になれば幸いです。

検証したルーター

今回計測したのは、最新ルーターの【Speed Wi-Fi NEXT WX02】および【Speed Wi-Fi NEXT W02】、

およびひと世代前の【Speed Wi-Fi NEXT WX01】および【Speed Wi-Fi NEXT W01】、

旧世代になる【Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15】の5つです。

 

これらを比較することで、

  • 最新ルーターWX02とW02ではどちらが良いのか?/li>
  • WX01/W01に比べ最新ルーターは性能が向上しているのか?
  • 旧世代とHWD15と比べ新世代のルーターはどれだけ向上しているのか?

という3点を見ていきたいと思います。

【Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15】はすでに生産は終わっており、

現在プロバイダから手に入れることはかなり困難なので、

参考のためとしています。

検証した場所と方法

自宅、屋外の公園、地下のカフェ、混雑した駅構内の4か所で計測しました。

場所自宅屋外公園地下カフェ混雑した駅構内
ポイント自宅でWiMAX2+と使う人を想定。
動画再生やゲームに耐えられる速度がでるか。
比較的Wi-FiやWiMAXでは繋がりやすい場所で、
どこまで速度がでるか。
WiMAXでは地下に弱いといわれてきたが、
WiMAX2+ではどうか。
スマホなど4G/LTE系は混線している人が多い場所などでは、
速度が低下しやすい。
WiMAX2+ではどうか。

 

WiMAX2+を利用するであろう場所と、

旧式WiMAXでは弱点と言われた場所を考慮して計測します。

計測はスマホで速度計測アプリ【speed test】を使って、各ルーターで3回計測しました。

果たしてどのルーターが一番速いのか

自宅の計測結果

自宅で計測した写真

機種計測1計測2計測3平均速度
speed wi-fi next w0237.88Mbps32.68Mbps44.85Mbps38.47Mbps
speed wi-fi next w0113.10Mbps13.55Mbps13.32Mbps13.32Mbps
speed wi-fi next wx0210.71Mbps13.44Mbps16.24Mbps13.46Mbps
speed wi-fi next wx014.88Mbps4.83Mbps4.61Mbps4.77Mbps
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD1510.19Mbps16.00Mbps14.55Mbps13.58Mbps

 

WiMAX2+を家の固定回線のように使用しようと思っている人も多いかと思います。
基本的にはどの機種でも動画やオンラインゲームに支障の無い速度でした。
ただしWX01のみ少し速度が遅く不自由を感じるレベル
逆にW02はかなり高速で、混雑したときのフレッツ光より全然速い速度です。

 

屋外の公園での計測結果

屋外で計測した写真

機種計測1計測2計測3平均速度
speed wi-fi next w0236.31Mbps42.41Mbps33.13Mbps37.28Mbps
speed wi-fi next w0119.41Mbps28.70Mbps22.57Mbps23.56Mbps
speed wi-fi next wx0218.79Mbps21.26Mbps19.85Mbps19.97Mbps
speed wi-fi next wx015.04Mbps4.87Mbps4.88Mbps4.93Mbps
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD1547.53Mbps18.22Mbps14.93Mbps26.89Mbps

 

建物など障害物が無い場所ではWiMAX2+は利用しやすい場所といわれていますが、
実際も全ての機種で問題無く速度が出ていました。
ただし、WX01/W01のひと世代前より、最新のWX02/W02のほうが速度が高速です。
HWD15は速度の上下が激しく、安定性には欠ける印象でした。

 

地下のカフェでの計測結果

地下のカフェで計測した写真

機種計測1計測2計測3平均速度
speed wi-fi next w0229.07Mbps27.25Mbps33.76Mbps30.03Mbps
speed wi-fi next w0117.63Mbps14.36Mbps26.20Mbps19.40Mbps
speed wi-fi next wx0211.40Mbps15.69Mbps13.60Mbps13.56Mbps
speed wi-fi next wx014.89Mbps4.80Mbps4.91Mbps4.87Mbps
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD1510.44Mbps15.37Mbps11.54Mbps12.45Mbps

 

旧通信規格のWiMAXでは地下では繋がり難いと言われていましたが、WiMAX2+では改善されています。
計測した結果でも、屋外よりは若干下がったものの、ほぼすべての機種で問題無い速度が出ており、
サイト閲覧はもちろん、動画視聴もできる速度です。
特にWシリーズの速さと安定性が際立合っていました。

 

混雑した駅構内での計測結果

混雑した駅構内で計測した写真

機種計測1計測2計測3平均速度
speed wi-fi next w0230.63Mbps24.70Mbps38.20Mbps31.18Mbps
speed wi-fi next w0112.60Mbps34.50Mbps29.05Mbps25.38Mbps
speed wi-fi next wx026.65Mbps7.13Mbps9.21Mbps7.66Mbps
speed wi-fi next wx014.95Mbps5.15Mbps4.86Mbps4.99Mbps
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD1529.10Mbps13.50Mbps14.18Mbps18.93Mbps

 

スマホもそうですが、人が多い場所では回線の混雑により速度が低下します。
WiMAX2+はスマホの4G/LTEよりも混雑による速度低下は強いですが、
それでも空いている場所よりも速度は低下したと感じました。
ただ混雑した場所でもW02/01は速度が高速で、かつW02は速度安定性も抜群でした!

 

おススメは最新ルーター【Speed Wi-Fi NEXT W02】!!

今回計測した中で、高速でかつ、どこに行っても安定しているなと感じたのがW02です。

スペック上では4x4MIMOを使用しているWX02/01のほうが速度が出ると思っていたのですが、

実際はW02/01シリーズのほうが速度が出ています。

 

今回はWシリーズの特徴であるハイスピードプラスエリア【WiMAX2+と4G/LTE】モードを使用していないで、

この速度と安定性を確保していたので、Wシリーズの4G/LTE機能も併用すれば、

さらに速度の安定性が見込めます。

 

W01でも十分な性能でしたが、これからWiMAX2+を契約するなら、

最新ルーターのW02のほうがバッテリーの持ち時間も上ですし、

速度も上ですからおすすめです!

どこのプロバイダで契約するかが重要!

ルーターが決まったとしても、どこのプロバイダと契約してWiMAX2+を使うかも決める必要があります。

選び方は色々ありますが、私がおすすめしているのはキャンペーンの内容で選ぶこと。

初期費用および月々の使用料の安さに影響してきますので、

キャンペーン内容が良いところで契約するのがおすすめです。

こちらについてはお得なWiMAXキャンペーンはこれ!損しない選び方にて紹介しています。

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